mineo【冷血篇】
前回までのあらすじ。
koeはmineoのSIMカードを装備した!!
さてさて今回は実際に2ヶ月ほど格安SIMを利用してみた感想をお話したいと思います。
格安SIMの利点
①安い!!
最大の利点はなんといっても価格の低さでしょう。
例えばauでiPhone5からiPhoneSEに機種変更していたとすると、
月々の支払金額は下の画像のようになります。
量販店によっては本体価格0円みたいなこともやっているので、
約6,500円/月となります。
2年縛りがあるので、
6,500 × 24 = 156,000円となります。
一方mineo docomoデュアルモデル (3GB) は月々約1,700円です。
iPhone5Sの本体価格が約40,000円だったので合計で、
1,700 × 24 + 40,000 = 80,800円となります。
その差額なんと75,200円!!
半額ぐらいですね Σ(゚Д゚)
もちろん条件が厳密に同じではないので、正確な比較ではないのですが、
ざっくり数万円の違いがあります。
やはりこれが最大のメリットであることには異存ないでしょう。
②サービスが豊富
こればっかりは他の格安SIMと比較したわけではないので、
あくまでイメージなのですが、痒いところに手が届くサービスが多い気がします。
一例をあげれば、
・パケット繰り越し
当月に余ったパケットは翌月に繰り越して利用することができます。
・パケットチャージ
0.1GBからチャージ可能なので、“少し足りないな”と思ったら気軽に補給可能です。
・フリータンク
mineoはパケットを巨大なプールだと考えています。
自分の余ったパケットをそのプールに入れることで、他のmineoユーザーにシェアできます。逆にパケットが不足したときにはプールからパケットを引き出すことができます。
・パケットギフト
ユーザー同士でパケットの授受できます。
格安SIMの欠点
①遅い…
MVNOというのはいわば大手通信事業者の回線を間借りしている状態です。
したがって(特に混雑時には)回線が遅いです…。
実際に23区内某所で回線速度を測定したところ、約1 Mbpsくらいでした。
この速度がどれくらいかというと、動画をさくさく見るのは厳しいですし、
画像が多めのサイトの表示に少し手こずる程度の速度です。
auの時は10 Mbpsぐらい余裕で出てたと思うので、
その差は歴然であると言えるでしょう。
私はそもそも回線が遅いことは覚悟してましたし、
iPhoneで動画みたりSNSしたりしないライトユーザーなので特に問題はないですが、
スマホでがんがんネットを使う人には格安SIMは不向きだと思います。
②GPSの精度が低い
これは回線速度が遅いことに関連しているのかもしれませんが、
時々現在位置情報の精度が低くなります。
例えば下の画像は都内某所をランニングした際のコースの記録なんですが、
えらいくねくね走ってるみたいになってしまってます(´゚д゚`)
普段はそんなことなんですけどね。
Mapアプリはそこそこの頻度で使う場面があるので、
解決策知っている方がいれば教えてください。
できないことはない(ただし屋外に限る)
ただやはりGPSの精度が低いせいか、
アバターが動いてくれなかったり、
かと思ったら突然意味分からない方角へ走っていったりと、
まるで奇行種のような動きをします。
屋内だとGPSを発見できませんと表示されてプレイ不可です。
屋内でもGPSを拾えるようになりますが、
電池の消耗が大変なことになります…。
まあ私自身はポケモンGOに嵌ってないので構わないのですが、
ポケモンGOガチ勢の方には格安SIMは不向きかもしれません。
③LINEの年齢確認ができない
大手キャリアじゃないとLINEの年齢確認ってできないんですよね。
おかげでいい年して未成年扱いされてます(笑)
ID検索で検索されないんで出会い厨には一生なれません、ならないけど。
同じ悩みを抱える人は多いと思うので、
このあたりはLINEかmineoになんとかして欲しいですね…。
最後に…
さてさてなんやかんやで格安SIMのメリット・デメリットを語ってみました。
あれ、なんか欠点のほうが多くね?
結局は何に重きを置くかということですね。
携帯代が高くてムカついている人には格安SIMはフィットするでしょうし、
快適なスマホのネット環境が大事な人はdocomoやauが相応しいと思います。
私はmineoに概ね満足していますが、
万人におすすめできるものではないなというのが正直な感想です。
3回に渡って更新してきたmineoのレビューですが、
こんなふわっとした感じで終わろうと思います(笑)
また何か思うことがあったら更新しようと思います。
それでは次の記事でお会いしましょう。